中年ライダーはハーレーを目指す!

カスタムパーツ

10代の頃、バイクに憧れるも親にも学校にも禁止され、あきらめました。バイクが買いたかったけれど、彼女や家族がいたら車を選ぶしかなった20代30代の頃。

40代50代となり、バイクのことなどすっかり忘れていたはずなのに、ある日自分と同じぐらい、いやそれ以上かもしれない中年がハーレーに乗っているのを目撃してしまう。
「なんだろうこの胸騒ぎ」
自分は何か大切なことを無くしてしまったのではないのだろうか!?

このように、それまで全くバイクに乗ったことのない中年が、いきなり大型二輪免許を取得し、ハーレーを乗り回すようなケースがあるようです。
40代50代ともなると、仕事もベテランの域に達し、子どもも大きくなったあたりでしょうか?

お金にも時間にも余裕ができて、自分の夢をあきらめるほどにはまだ年老いていない時期です。

ハーレーに乗る

一時期バイクを乗り回していてその後やめてしまった人が、中年期に入ってからまたバイク乗りに戻る、リターンライダーという言葉もあります。
若い頃とは違って多少脂肪の付いてしまった体に似合うのは、大きくて安定感のある大型のハーレー。

スピードを味わう乗り方もいいけれど、ゆったりと走る楽しさと周りに見せつける快感を中年ライダーは求めているのかもしれません。

重いハーレーで楽しくツーリングするために

ハーレーはひとりで運転しても楽しいですが、グループツーリングをするとさらに楽しいです。
仲間がいればバイクが転倒したり、故障したりしたときに助けてもらえるでしょう。

ハーレーの車重は300kgを超えるものが多く、転倒したときにひとりで引き起こせないという方が少なくありません。

ハーレーダビッドソン

特に女性や高齢の方などは、人目のつかない山間部などで転倒・故障すると苦労しますから、2人以上で行動するのが好ましいです。

ハーレーはポジションが楽で、椅子に座っているような感覚で乗ることができます。非常に乗りやすいバイクであり、ニーグリップを意識しなくても問題ありません。ただ重量は大型バイクの中でも特に重たいので、車間距離は多めに確保してください。

重量級バイクになるほど制動距離が長くなる傾向があるので、ゆったりと走るのが好ましいのです。

初めてハーレーに乗るときは相当な重さを感じるでしょうが、ライディングテクが向上するにつれて重さを感じなくなってきます。
確かに引き起こすときは重さを感じますが、運転においては重心移動によってマシンコントロールをしますので、重たいと感じる場合は身体のどこかに力が入っていると考えてください。
特に腕力でコントロールしようとすると、マシンが重たく感じられます。